40代で年収400万の男性とは結婚できない?【生活シミュレートあり】

【40代で年収400万の男性とは結婚できない?【生活シミュレートあり】】

婚活中に、どうしても気になってしまうのが男性側の年収。どんなに素敵な男性が現れても、年収が気になって、お付き合いを躊躇ってしまったなんていう経験はありませんか?
結婚生活を送るには、ある程度のお金が必要なので、女性が相手の収入で悩むのは当然です。
この記事では、40代男性の年収ごとの割合や、年収ごとの生活シミュレートをご紹介します。「40代で年収○○○万円って、結婚しても大丈夫なの?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

①年収300万の男性の割合は?

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年収300万円というと、結婚生活を送ることを考えるとちょっと不安になる金額ですね。
40代男性の中で、年収が300万円の男性は19.9%。実はかなりの割合の40代男性が、このくらいの収入だというのが現実です。
ちなみにですが、年収300万円未満の40代男性も10.9%とかなりの割合でいます。この中には、ギリギリ300万円に満たないけれど、四捨五入すれば約300万円だという男性も含まれています。たとえば年収が250万円とか、290万円という場合ですね。
それを考えると、年収が約300万円の40代男性は、20%以上はいるということになります。5人に1人は、そこまで生活に余裕がないようです。一人暮らしでもキツキツな年収だと思います。

②年収400万の男性の割合は?

40代男性で、年収が400万円の男性は20.5%。年収300万円の男性よりも割合は大きく、年収分布全体で見ても、一番人数が多いのが年収400万円です。
つまり婚活していると、40代男性なら年収400万円の人に出会う確率が一番高いということになるんです。

③年収500万の男性の割合は?

最後に、年収500万円の割合について見てみましょう。
40代男性の中で、年収が500万円の男性は16.3%。年収300万~400万円の男性よりも割合は小さめです。
年収600万円以上になると、急に割合が減ってしまいます。つまりそこそこの収入で、一番出会える確率が高いのが、年収500万円の40代男性だということになります。

④40代の男性に女性が求める年収は?

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とある結婚相談所の調査結果では、女性が男性に求める年収は「400万円」と答えた人が一番多く、次に多かったのが「500万円」でした。
40代男性の平均年収は、583万円です。40代というと、課長や部長、早い人では役員という肩書をゲットする男性もいます。そのため、30代の平均年収487万円よりもグンと金額がアップしています。
40代男性の平均年収といった情報は、インターネットで検索すれば知ることができます。それに加えて、「年収300万円では不安だ」という女性の本音。それらが合わさった結果、女性が男性に求める年収が400万~500万円になっているのでしょう。

⑤年収300万の男性と結婚した場合の生活シミュレート

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それではここで、年収別に結婚生活シミュレートをしてみようと思います。

まずは、年収300万円の40代男性と結婚した場合の生活シミュレートです。
年収300万円と聞くと、意外と生活していけそうな気もしますが、ここに落とし穴があります。あくまでも年収300万円というのは、会社から支払われる総支給額のこと。つまり、300万円全てを生活費にできるわけではないんです!
年収300万円だと、手取りはだいたい250万円です。1ヶ月で使えるのは、わずか20万円。かなり少ない感じがしますね……。

まず必要になってくるのが、住宅費です。一般的に住宅費は手取りの3分の1程度が理想とされています。そうなると、1ヶ月の住宅費は69.000円です。都内だと、ワンルームマンションを借りるのも難しいですが、田舎であればもう少し広いアパートを借りることも可能でしょう。

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絶対に必要な、水道光熱費についても考えてみます。水道代、ガス代、電気代などのことをまとめて水道光熱費といいます。夫婦の2人暮らしだと、1ヶ月の水道光熱費の平均は約18.000円です。その内訳は、水道代が4.205円、ガス代が4.283円、電気代が9.176円となっています。
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食費も気になりますよね。夫婦2人暮らしの平均額は、40.000円くらいです。外食が多かったり、お菓子やお酒といった嗜好品を多く買ったりしてしまう家庭だと、これよりも高くなってしまうかもしれません。
子育て費用はズバリいくら・大学まで通わせる費用を計算
一人の子供を育てていく上で一体いくらかかるのか、自分は今までどのくらいの金額を親にかけてもらったのか、と誰もが一度は考えたことがあると思います。 子供を育て上げるということは精神的・肉体的にももちろん大変なことですが、金銭的にも強い影
そして、もし子供が生まれたら、気になるのはその費用。小学校入学以前なら、1ヶ月にかかるのはだいたい2~4万円程度です。ですが幼稚園や保育園に入れないというご家庭もあると思うので、その場合は子供の衣服や食費だけで済みます。公立の小学校に入ると、授業料以外に学校行事やPTAなどでお金がかかります。その金額は、だいたい年間で10万円ほど。1ヶ月に8.000円くらいかかるということになります。

それではここで1ヶ月にかかる費用をまとめてみましょう。

【年収300万円の場合】
住宅費:69.000円
水道光熱費:18.000円
食費:40.000円
子育て費用8.000円
合計:135.000円

20万円の手取りの中から、最低限の費用を引くと、65.000円です。
さらにこの中から、衣服代や医療費、冠婚葬祭にかかる費用などの臨時の出費を捻出せねばなりません。自由に使えるお金は、ほとんどありません。普通に生活しているだけでも、貯金をすることすら難しそうです。
収入が増えるはずの40代の時点で年収がわずか300万円ということは、これから先も年収が大幅アップする可能性は低いと思われます。老後のことを考えると、背筋がヒヤッとしてきます。

⑥年収400万の男性と結婚した場合の生活シミュレート
次は、40代で年収が400万円の男性と結婚したケースです。

年収400万はすごい?普通じゃない?男性女性の年収400万円の価値を手取りや生活レベルから解説!
年収400万円の手取りや住宅ローン、家賃相場、貯金額、税金(住民税所得税)や生活など年収400万円について紹介いたします。
年収400万円の場合は、手取りは約300万円になります。ボーナスの有無や金額によっても、若干の差が出ます。月収は約25万円になりますから、年収300万円よりは若干余裕があるように感じられます。

住宅費として使えるのは、約83.000円になります。8万円あれば、築年数の経ったマンションやアパートを借りて、なんとか2人暮らしできそうです。不便な場所にある安めの物件であれば、広い部屋を借りることもできるでしょう。

水道光熱費は300万円の場合と大差ないと思いますが、部屋の数が多くなると、その分光熱費がかかる可能性があります。また、シャワーのみの物件なのか、浴槽もある物件なのかで、水道代もかなり違ってきます。
ここではあくまで全国の平均値を使い、水道光熱費などは、300万円の時と同じ金額で計算してみようと思います。

【年収400万円の場合】
住宅費:83.000円
水道光熱費:18.000円
食費:40.000円
子育て費用8.000円
合計:149.000円

手取りの25万円から必要な費用を引くと、101.000円が残るという結果に。10万円もあれば、そこそこの生活が送れそうですよね。
でも、油断してはいけません。医療費などはやはり必要ですし、お金に余裕があると思ってしまうと、ついつい余計なものまで買ってしまいます。老後のことも考えて貯金しなければならないので、自由にできるお金は実際にはほとんど手元に残らないでしょう。

⑦年収500万の男性と結婚した場合の生活シミュレート
最後に、年収500万円の40代男性と結婚する場合の生活シミュレートをしてみましょう。

年収500万円だと、手取りは約390万円です。月収は約32万円という計算になります。
年収400万円の場合と比較すると、手取りに7万円もの差が出ます。

住宅費として使えるのは、108.000円。頑張って探せば、都内でも数部屋ある広い部屋を借りることもできそうです。

水道光熱費などは、300万円の時と同じ金額で計算してみようと思います。

【年収500万円の場合】
住宅費:108.000円
水道光熱費:18.000円
食費:40.000円
子育て費用8.000円
合計:174.000円

月収32万円から必要な費用を引くと、146.000円残ります。14万円もあれば、子供に塾や習い事をさせることもできそうですね。家族旅行も大丈夫そうです。もっと節約すれば、さらに余裕が出て、あまり苦しさを感じずに生活できるのではないでしょうか。

⑧年収関係なく幸せな結婚生活を送るためのポイント
「年収400万円の人と結婚したい!」と思っても、実際にはお金の余裕があるわけではありません。相手に求める“理想の収入”ですら、現代では余裕ある生活を送ることが非常に難しいのです。でも、ポイントをおさえれば、年収に関係なく幸せな結婚生活を送れますよ。

 ⑧-1.夫婦の絆を大切にする
幸せの価値は、お金だけでは決められません。大げさな例ですが、大富豪の家ほど、遺産相続などでモメて家庭内はギスギスしているといいます。お金にそこまで余裕がなければ、そもそもそんな争いは起こりません。
収入が少ないことについて、奥さんが旦那さんを責めたりすれば、もちろんケンカになりますよね。でも、結婚はお金が全てではないということに気づきましょう。夫婦になった2人は、これから長い時を共にするのです。ここで重要なのは、夫婦の絆になってきます。
仕事に出かける時は、「行ってらっしゃい」「行ってきます」。帰ってきたら、「ただいま」「お帰りなさい、お疲れ様」。お互いに思いやりを持って、穏やかな生活を送るように心がけてください。

 ⑧-2.夫婦で楽しく過ごす時間を持つ
私の知り合いの40代夫婦は、どちらも派遣社員で年収が低く、生活に余裕がない様子でした。実際に、あまりお金がないのだと相談されたこともあります。
しかし何故かハムスターを飼っており、不思議に思って「なぜお金に余裕がないのに、ペットを飼っているんですか?」とズバッと質問してみました。
すると奥さんは、「休日に旦那と、ペットを可愛がって遊ぶんです。楽しいですよ」と笑顔で言いました。休日にペットのケージを掃除したり、一緒に餌やりをしたりして、旦那さんとコミュニケーションをとっているのだそうです。
意外なのですが、ハムスターは飼育にほとんどお金がかからないペットなんです。ハムスターは800円くらいから売っていますし、ケージは3.000円くらいで買えます。餌は、安いペレット1袋で半年くらいもちますし、余ったキャベツなどをあげるだけでもいいそうです。しかも、獣臭さもほとんどないとのこと。手間とお金のかからないペットなら、夫婦の仲を深めるために飼ってみてもいいかもしれませんね。

 ⑧-3.健康で暮らせる幸せを噛みしめる
ボーっと毎日を過ごしていると、自分が健康で暮らせているという幸せには気づくことができません。
私はある日、急病で病院に運ばれました。大事には至りませんでしたが、「病気をしたまま毎日過ごしている人もいるんだよな……」と、その時に初めて気が付いたのです。
また、その後には、親が病気になってしばらく入院していました。その時にも、「健康なら、家でゆっくり生活できる。病気になると、家にもいられないんだな」としみじみと思いました。
健康はお金では買えません。お金が沢山あったって、病気で亡くなる人は沢山います。あのアップル社の創業者として有名なスティーブ・ジョブズだって、あんなに有名でお金持ちだったのに、ガンで若くして亡くなっています。
夫婦2人が健康なまま生活できているだけでも、それはとても幸せなことなんです。何もない毎日こそが幸せなのだと気づいて、その小さいけれども大きな幸せを噛みしめましょう。

 ⑧-4.他人とは比較しない
世の中には色々な人がいます。驚くほど貧乏な人もいれば、不思議なほどお金を溜めこんでいる人もいます。
テレビに出ているお金持ちマダムやセレブ夫婦を見て、羨ましいと思ったり妬ましいと思ったりすることがあるでしょう。でも、その人が本当に幸せかどうかは分かりませんし、妬んでイライラしてもいいことなど1つもありません。
「ウチにはウチの幸せがある」と思っていれば、テレビなどでお金持ちの人を見ても、そこまで妬まなくて済むはずです。心に余裕を持つようにして、他人とは比較しないようにしましょう。

 ⑧-5.子供の成長を喜ぶ
収入が少なくても、子育てを頑張っている家庭は沢山あります。
着せてあげるお洋服はバーゲン品かもしれないし、バレエやピアノなどのお洒落な習い事はさせてあげられないかもしれません。誕生日に、豪華なプレゼントを贈れないかもしれません。誕生日ケーキは、シンプルなカットケーキだけかもしれません。
でも一番大切なのは、子供がすくすくと丈夫に育っていくことです。子供を派手に着飾ることや、子供に豪華なものを与えることだけが、幸せというわけではないのです。
子供が大きくなっていく姿を夫婦で見て、「子供が無事に育っていて、よかったね」と言い合えれば、それはとても素敵な家庭なのではないでしょうか。

⑨まとめ
年収400万円の男性と結婚すると、あまり余裕のない生活を送ることになりそうです。それでは婚活中に不安を覚えても仕方のないことだと思います。
しかし、とても相性のいい人が現れたら、年収を気にせずに結婚したほうがいいと思います。お金は確かに大事ですが、最も大事なのはお金ではないからです。夫婦の絆や健康であること、子供が無事に育っていくこと。お金がふんだんに手元になくても、小さな幸せはそこかしこに散らばっています。
良い縁だって、お金では買えません。「この人と結婚したい」と思えるような人と出会えたのなら、年収を気にせずに結婚してみるのもいいと思いますよ。