【婚活初心者におすすめの方法と成功するためのポイント】
「アラフォーの自分が初めて婚活するには、何から始めたらいいのだろう」「婚活をしたいけど、自分にはどんな方法が向いているんだろう」と悩んではいませんか?
世の中には男女の出会いをサポートするサービスが沢山あるのに、それぞれの違いが分からなかったり、自分に合った方法かどうか分からなかったりして、どのサービスを使えばいいのか迷ってしまいますよね。
男女の出会いを見つけるためのサービスで代表的なものとしては、「マッチングアプリ」「街コン」「婚活パーティー」「結婚相談所」が挙げられます。この記事では、それぞれのサービスの説明や、そのサービスを利用するのに向いている人、そのサービスを利用して出会うための攻略法を解説します。
ぜひこの記事を参考にして、自分に合った方法で婚活をスタートさせてください。
①マッチングアプリ
最近よく耳にするようになったマッチングアプリ。一体どんなアプリなのか解説します。
①-1.マッチングアプリとは
マッチングアプリとは、男女の出会いをサポートしてくれるアプリ・またはインターネットサービスのことです。
スマートフォンにアプリをインストールして、プロフィールを登録するだけで簡単に利用できます。
①-2.マッチングアプリが向いている人
マッチングアプリは、少し前に流行った「出会い系サイト」にとてもよく似ています。
マッチングアプリは、その手軽さが一番の魅力です。スマートフォンがあれば、いつでもどこでも異性とのやりとりが可能で、コミュニケーションがとりやすいというメリットがあります。
また、利用料は男性が有料・女性が無料というのが一般的です。男性は有料ではありますが、結婚相談所よりもかなり安く済むのは嬉しいポイントです。
①-3.マッチングアプリ初心者向けの攻略法
まずは自分の基本プロフィールを登録しましょう。ハンドルネームは適当でいいですが、あまりにもイメージの悪い、ふざけたような名前はやめておきましょう。住んでいる地域や年齢、趣味などを簡単に登録し、婚活目的であることを自己紹介欄にしっかりと書いておきます。そうしておくことで、遊び目的ではないというアピールができます。
顔写真は、登録したくない方が多いと思いますが、できるだけ登録しておきましょう。顔の一部をスタンプなどで消してもかまいません。なんとなくの雰囲気だけでも伝わった方が、相手が安心できるので、写真ナシの状態にしておくのは避けましょう。
登録が済んだらさっそく異性を探すわけですが、顔写真があまりにも美人・可愛い・カッコイイ人は、サクラの可能性があります。特に男性が女性を探す場合は、サクラ遭遇率が高いと思ってください。明らかにセルフィーで自撮りしたような写真や、スタンプで顔の一部を隠しているような写真の場合は、サクラではない可能性が高いです。
気になる異性を見つけたら、「いいね」ボタンで相手に好意を伝えてアプローチします。相手があなたを気に入ったら、マッチングが成功します。そこからメッセージのやり取りになるので、お互いの日頃の過ごし方といった雑談で盛り上がってから、実際に会ってみたいという旨を伝えましょう。
急に「会いませんか」と言ってしまうと、遊び目的だと思われてしまうので、焦らずにコミュニケーションを続けるのがコツです。
②街コン
10年以上前に流行り出し、今ではすっかりメジャーになった街コン。しかし実際に参加したことのない人も多いと思うので、この項目で詳しく解説します。
②-1. 街コンとは
街コンとは、街ぐるみで行われる、大規模なコンパイベントのことです。一般的な合コンは、参加者が6~8人と少なめですが、街コンは数十人以上が集まるので、出会いの確率がウンとアップします。
街コンが流行り出した初期の頃は、街の複数の飲食店を巡るタイプのものが多かったのですが、最近は1つの店を貸し切りにしたり、野外で行ったりするタイプの街コンも増えてきています。
コンパの場所は様々で、遊園地なら「遊園地コン」、コンパの内容がバーベキューなら「バーベキューコン」などと呼ばれます。
広い場所で、大人数で開催されるコンパという認識でOKです。
②-2. 街コンが向いている人
街コンは、屋外で行われるイベントが多いのが特徴です。バーベキューをやったり、石釜でピザを焼く体験ができたり、芋ほりをしたり。真面目な婚活というよりは、男女で集まってみんなで楽しむイベントという雰囲気です。
急に婚活パーティーに参加するというのは、結構勇気がいるものです。しかし街コンなら、遊び感覚で気軽に行けるので、初心者に最適です。
アウトドアやアクティビティが好きな人や、食べたり飲んだりするのが好きな人、結婚相手だけでなく異性の友達作りにも興味がある人におすすめです。
②-3. 街コン初心者向けの攻略法
まずは、自分の興味のある街コンを探してみましょう。街コンの情報サイトを見ると、様々なテーマの街コン情報が確認できます。苦手な分野のものに無理に参加しても仕方がないので、参加者の人数はあまり気にせず、まずは自分が好きなものに参加しましょう。
街コンに参加すると、プロフィールカードを渡されるので、そこに自分の情報を記入します。職業や趣味などのほか、タバコを吸うか吸わないか、離婚経験があるかなどを記載しなければならない場合もあります。嘘をつくと後でトラブルのもとになるので、正直に記入しましょう。
イベントによっては、連絡先を記載したアプローチカードを相手に渡せる場合もあります。もしアプローチカードが用意されているイベントなら、教えておきたい連絡先を決めておきましょう。メールアドレスが複数あったり、婚活用アドレスがあったりする場合には、忘れないようにメモをしてから会場に行きましょう。
街コンにいざ参加してみると、ただ楽しんで帰ってきてしまうというケースも多いようです。気軽に参加できるのはいいですが、あくまで目的は婚活です。イベントを楽しむだけでなく、素敵な異性を見つけたら、しっかりアタックするようにしましょう。
③婚活パーティー
「婚活といえば婚活パーティー」といっても過言ではないほど、婚活には欠かせない方法です。婚活パーティーについて、初心者向けに解説します。
③-1. 婚活パーティーとは
婚活パーティーとは、婚活目的の男女が集うパーティーのことです。
「20代限定」「30~40代限定」といった年齢別のパーティーや、「音楽好き限定」「オタク限定」といった趣味別のパーティー、「年収1000万円の男性限定」「医師限定」といった年収・職業別のパーティーなど、テーマは多岐にわたります。
③-2. 婚活パーティーが向いている人
婚活パーティーは、目的が婚活の人ばかりが集まってくるというのが特徴です。マッチングアプリは遊び目的の人がいますし、街コンは友達探しが目的の人もいますが、婚活パーティーにはそのような人はほとんど参加していません。「絶対に婚活中の異性と出会いたい」と思っているのであれば、婚活パーティーに参加するようにしましょう。
参加費は男性がだいたい8000円程度、女性は割引されていることが多く2000円程度で参加できます。結婚相談所に比べれば安く済むので、お金をあまりかけたくない人におすすめです。
また、年齢別や職業別というようにパーティーのテーマが細かく分かれているため、理想の相手を絞り込みやすいのも利点です。
③-3. 婚活パーティー初心者向けの攻略法
婚活パーティーでは見知らぬ異性とすぐに接するわけですが、その時に重要になってくるのがプロフィールカードです。趣味や休日の過ごし方などは、相手が興味を持って話題にしやすい部分です。プロフィール欄はできるだけ全部埋めるようにして、「自分はこういう人間です」ということが分かるようにしておきましょう。
趣味を書く場合は、できるだけ具体的に書くようにします。
たとえば「映画鑑賞」とだけ書いておくと、「映画がお好きなんですね」で会話が終了してしまいますが、「好きな映画のジャンルは〇〇で、好きな俳優は△△さん。休日は映画館をハシゴします。映画にポップコーンは必須!」と書いてあったら、相手も色々な反応をしやすいです。話を盛り上げることが最重要ですから、趣味欄を書く時には書き方を工夫しましょう。
トークタイムでは、初対面の複数の異性と頑張って話をしないといけないので、第一印象や相手の趣味など、大事なことを忘れがちです。トーク中は、相手に失礼にならない程度にメモをとっておいて、あとから誰が好印象だったか分かるようにしておきましょう。
なお、初心者がやりがちなのが、「嘘のプロフィールを書いて、手当たり次第に色々なテーマの婚活パーティーに参加する」という行動。これは絶対にアウトです。
できるだけ多くの婚活パーティーに参加をして、出会いのチャンスを増やしたいという気持ちは分かります。しかし、嘘の趣味をプロフィールに書いて婚活パーティーに参加しても、話が盛り上がらないのですぐに相手に嘘がバレてしまいます。
私が実際に婚活パーティーに参加した時の話ですが、「漫画好きの人限定」のパーティーだったにもかかわらず、参加者の男性の半分が「実はまったく漫画は読みません」という人たちでした。しかしそのパーティーに参加している女性は、自分と趣味の合う男性を探すために、そのテーマのパーティーに参加したのです。漫画を読まない男性(趣味の合わない男性)なんて、全く眼中にありません。
なので、いくら出会える異性の数は増えても、婚活のチャンスそのものは全く増えてはいないのです。参加費の無駄なので、嘘はやめておきましょう。
④結婚相談所
昔から婚活に使われてきた結婚相談所。今でもまだ需要があり、登録者も多いです。
結婚相談所について詳しく解説します。
④-1. 結婚相談所とは
結婚相談所とは、結婚を希望している男女の出会いの機会を提供するだけでなく、出会いの日時調整といった細かなことや、結婚に至るまでのフォローまで行ってくれるサービスを提供しているお店のことです。
結婚相談所に入会できるのは独身者だけなので、うっかり既婚者と出会ってしまうという危険性は限りなく低いです。入会時に身元をしっかり確認されるので、本人確認のための戸籍抄本や、在職証明などの書類をいくつも提出する必要があります。
④-2. 結婚相談所が向いている人
結婚相談所は、男性の場合は定職に就いていることが入会条件であることが多いです。そのため、収入が不安定な人には向かず、ある程度の安定した収入のある男性に向いています。
そのような男性が多く登録しているので、定職に就いている男性と結婚したい女性は、結婚相談所を使うといいでしょう。
また、婚前交渉や同棲などを規約で禁止している結婚相談所が多いので、「むしろそんなことはやりたくない」という人にも向いています。
④-3. 結婚相談所初心者向けの攻略法
結婚相談所は、入会金と初期活動費(プロフィール作成費用など)で、合計13万円程度かかると言われています。また、月額料金は1~2万円くらいです。こうなると、誰でも「できるだけ凄い相手と結婚してやる!」と意気込んでしまうことでしょう。
しかし、高望みは禁物です。あまりにも高望みすると、なかなか結婚できない原因になってしまいます。
私の知り合いが結婚相談所で働いていたことがあったのですが、結婚相談所での婚活がうまくいかない理由の多くは「理想が高すぎるから」だそうです。
平均的な年収で、ルックスが微妙なアラフォー男性が、「20代前半で美人で高学歴な女性と結婚したい」と望む……。実はこんなケースは、決して珍しくはないというのです。
そこまでハイスペックな女性は、同年代の男性と、結婚相談所を使うまでもなく結婚できてしまっているでしょう。結婚相談所に登録している女性が低スペックというわけではないのですが、ここまでハイスペックな方はそこまで多くないはずです。条件をつけすぎたり、高望みしたりしすぎると、お見合いできる相手が0人になってしまいます。
「高望みしない」というのは、女性にも言えることです。お金をかけた分、高学歴で若いイケメンと出会いたいと思ってしまうかもしれませんが、そんな条件にぴったりな男性はそうそういません。理想は低めに設定しておきましょう。
プロフィール作成の時に写真が必要になりますが、できるだけ綺麗に撮れている写真を使いましょう。お見合い相手を決定する時に、写真はとても重要になります。色が暗い写真もイメージが悪いので、明るい写真にしましょう。
⑤婚活初心者が成功するためのポイント
婚活初心者は、経験値が少ないので、婚活がうまくいかないこともあるでしょう。そこで、初心者が婚活で成功するためのポイントを伝授します。
⑤-1. プロフィールをしっかり作成する
マッチングアプリ、街コン、婚活パーティー、結婚相談所……これらすべてに共通しているのは、「プロフィールの作成」です。異性は、そのプロフィールを見て、あなたがどんな人かを知ります。そのプロフィールが魅力的なものなら興味を持ってもらえますが、つまらないプロフィールだとスルーされてしまいます。
内容を大袈裟に書く必要はありませんが、自分を魅力的に見せるためのプロフィール作成は非常に大事です。言い回しを工夫する・できるだけ詳しく趣味を記載するなどの努力をしましょう。
⑤-2.利用費や参加費をケチらない
婚活をするには、どうしてもお金がかかります。マッチングアプリでメッセージを送るのも、婚活パーティーに参加するのも、無料ではありません。特に男性は、どんな方法でも女性よりもお金が多めにかかってしまいます。
しかし、だからといって、アプリの利用費をケチるようなことはしないようにしましょう。アプリの利用前に最低限のポイントチャージしかしていないと、せっかく異性といい雰囲気になっていたのに、メッセージ送信のためのお金が足りずに「ちょっとチャージするから、待っててね」と相手に言い置いて、お金をチャージする羽目になります。相手から見ると、それはとてもケチなことのようにうつりますし、印象が悪くなる原因になります。
スムーズに異性と交流を続けるためにも、アプリの利用費はケチらないようにしましょう。
⑤-3.ガツガツしすぎない
婚活の場にいくと、「このチャンスを逃すものか」と思ってしまい、ついガツガツと異性にアタックしてしまう人もいるでしょう。その考えは間違いではありません。しかしあまりにもガツガツしすぎると、相手に引かれてしまいます。
これは私の失敗談ですが、婚活パーティーで自分の連絡先を渡す際に、ハートマーク付きのラブラブすぎるメッセージを書き添えてしまったことがあります。その人と1対1でお話をした時はとても良い雰囲気だったのですが、その連絡先カードを渡した後は、引かれてしまって、結局その人から連絡が来ることはありませんでした。
積極的になること自体はいいのですが、やりすぎはNGです。それなりの距離感があったほうが、逆にうまくいくと思います。
⑥.まとめ
婚活の際に役立つサービスやイベントについて解説してきました。それぞれの特色や、方法ごとのアプローチ方法がよく分かったと思います。
どの方法を使うにしても、最初にやるべきことはプロフィール作成です。自分がどんな魅力を持っている人なのか、この機会に見つめ直してみるのもいいかも知れません。
自分に合う方法が見つかったなら、しっかりと準備をして、婚活に臨みましょう。