【結婚相談所に登録してる人ってどんな人?男性・女性別の特徴まとめ】
婚活を始めたいと考えている人なら、「結婚相談所に登録してみようかな」と一度は思ったことがあるはずです。そんな時に漠然と考えてしまうのが、「結婚相談所には、どんな人が登録しているのだろう」ということでしょう。
30代や40代の異性を探しているのに、その年代の登録者があまりいなかったり、登録している異性がとても少なかったりしたら、登録しても効率が悪いですよね。
この記事では、結婚相談所に登録している男女それぞれの年齢層や年収、職業といった特徴をご紹介します。
また、結婚相談所に向いている人の特徴や、結婚相談所に関するQ&Aもあるので、登録前にぜひ参考にしてみてください。
①結婚相談所に登録している男性の特徴
まずは、結婚相談所にはどんな男性が登録しているのかを見ていきましょう。
①-1.年齢層はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
大手の結婚相談所がいくつかあり、それぞれの結婚相談所によって年齢層は若干違います。しかし大体の傾向は、20代の登録者がとても少なく、30代の登録者の割合が最も多く、その次に40~45歳の登録者がさらに多く、46歳以上の登録者は30代や40代よりは比較的少なめです。
20代の男性は、結婚に対して全く焦りを感じていません。交際中の恋人がいるなら、その恋人と結婚することを考えている人も多いでしょう。「いつかは結婚できる」と、楽観的に考えている人が多いのです。また、結婚相談所はとてもお金がかかりますから、若いうちは登録できないという事情もありそうです。
30代になると、急に登録者が増えだします。この30代というのは、30代後半のアラフォーも含まれます。20代の頃は「いつか結婚できる」と楽観的に考えていたものの、いざ30歳になってみると、意外と結婚のチャンスがやってこない。または、30代前半で出会いを探してみたけれど、婚活パーティーやマッチングアプリではうまくいかなかった……。そのような人たちが、結婚に焦りを感じ始めて、30代になって結婚相談所に駆け込むのです。
40歳以上になると、結婚できないというのが深刻な悩みになります。マッチングアプリは手軽な分、比較的若い人が多いので、誰彼構わずアプローチしても、40代のおじさんは相手にしてもらえません。結婚相談所なら、条件のあった女性を紹介してもらえますから、マッチングアプリを使うよりは出会いやすいと考える人が多いのでしょう。
①-2.年収はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
婚活していて気になるのは、相手の年収ですよね。特に男性は大黒柱ですから、女性は男性の年収をとても気にします。
結婚相談所は登録するだけでも大金がかかるためか、年収200万円以下の男性は非常に少ないです。
200~400万円の男性は、少ないところでも4%はいて、他のところだと13~20%で、ほどほどの割合です。
一番多いのが400~600万円の男性で、全体の38~46%を占めています。一般的な企業で、アラサーやアラフォーの給料を考えると、妥当ですね。
その次に多いのが600~800万円の男性です。現代の基準ではかなりの高収入に入ります。
800~1000万円の男性は、8~13%と少なめですが、それなりの割合でいることが分かります。
年収1000万円以上の男性は5~9%で、割合は少ないものの、それなりに登録者がいるようです。
①-3.どういう職業の人がいるの?
Q2:会員の方にはどのような方が多いですか?
https://elixir-bridal.jp/faq/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E6%96%B9%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F/
結婚相談所に男性が登録するには、ある程度の収入があることが条件になっている場合もあります。そのためか、男性の場合は無職やアルバイトの人はほとんどいないようです。
職業は様々で、医師や弁護士といったハイクラスの業種から、普通の会社員、公務員、銀行員、クリエイター系(フリーランス・自営業含む)、教師、薬剤師、介護職など、どんな業種の方も登録しています。
①-4.結婚歴や子持ちは?独身男性の割合は?
【バツイチの婚活】離婚歴がある方の再婚をサポートする結婚相談所まとめ
https://konkatsu-press.com/kekkonsoudanjo/saikon/
実は、結婚歴のあるバツイチの方向けのプランを用意している結婚相談所は意外とあります。そのような結婚相談所でなくとも、結婚歴のある男性は普通に登録しています。
某大手結婚相談所は、会員の13%が離婚歴のある人です。男女の内訳は不明ですが、それなりの数のバツイチの方が登録しているようです。その中には子持ちの男性もいるでしょうが、離婚する際はたいてい女性が子供を引き取るので、子持ちの男性の割合は少ないと考えられます。
なお、結婚相談所は、基本的に独身しか登録できません。身元を証明する書類を沢山提出しなければならないところがほとんどです。そのため、既婚者のお遊びに引っかかる可能性は少ないので安心です。
②結婚相談所に登録している女性の特徴
次は、結婚相談所に登録している女性の特徴について見ていきたいと思います。
②-1.年齢層はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
男性の場合は結婚相談所によって年齢層の比率に若干違いがあるのですが、女性の場合は割合がほぼ同じです。
20代の女性の登録者数は12~22%で、少なめです。
30代になると割合が一気に増えて46~61%となっており、登録者のほぼ半数は30代女性ということになります。
その次に多いのが40~45歳で、13~27%となっており、30代よりはかなり数が減ります。
46歳以上の登録者もいますが、多いところで15%、少ないところでは4%ほどしかいません。30代で勝負をして、何とか30代のうちに結婚までたどり着く人が多いようです。
②-2.年収はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
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女性の年収は、男性の年収に比べると低めになっています。
年収200万円未満の女性は10~15%もいます。男性で200万円以下の人ほとんどいませんから、この時点で男性よりもかなり多いです。
全体の大半を占めているのが年収200~400万円の女性です。少なくても42%、多いところでは50%の女性が、年収200~400万円となっています。女性は派遣社員の人がとても多く、給料の安い事務職に就いている人も多いので、このデータは納得です。
その次に多いのが年収400~600万円の女性です。比率は29~32%となっており、どの結婚相談所でもほとんど変わりません。
年収600万円以上となると、急に割合が減ります。年収600~800万円の女性は7~8%で、800万円以上の女性はほとんどいません。
②-3.どういう職業の人がいるの?
Q2:会員の方にはどのような方が多いですか?
https://elixir-bridal.jp/faq/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E6%96%B9%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F/
結婚相談所で女性に多い職業
https://www.boncherish.com/blogs/post_92.html
男性は安定した収入がないと結婚相談所に登録できない場合もありますが、女性の場合は収入の条件が緩いため、さらに様々な職業の人がいます。派遣社員、契約社員の人も多いですし、パートタイマーの人もいます。
また、少数ですが家事手伝い(無職)の人もいます。
職業の内訳としては、保育士や介護福祉士、栄養士の人がとても多いです。
②-4.結婚歴や子持ちは?独身女性の割合は?
【バツイチの婚活】離婚歴がある方の再婚をサポートする結婚相談所まとめ
https://konkatsu-press.com/kekkonsoudanjo/saikon/
大手結婚相談所の中には、バツイチ向けプランだけでなく、シングルマザー向けプランを用意しているところもあります。そういう結婚相談所だと、子持ちの女性の割合は多めだと思われます。
また、シングルマザー向けのプランがなくても、離婚時に女性が子供を引き取るというケースは多いので、女性の子持ち率は高めでしょう。
なお、独身女性の割合については、男性と同じで、ほぼ100%独身女性だと考えていいでしょう。
③結婚相談所に登録したほうがいい男性の特徴
世の中には結婚相談所だけでなく、マッチングアプリや街コン、婚活パーティーなどの婚活の場が沢山用意されています。しかしそれらよりも、結婚相談所の方が向いている人もいます。一体どんな男性が結婚相談所に向いているのか、チェックしてみましょう。
③-1.恋愛経験があまりない
マッチングアプリや婚活パーティーは、ある程度男女のことに慣れている人向きです。どれだけ相手にメッセージを送ってアプローチしても、恋愛経験がないと、相手とうまく接することができないので、いつまでたっても恋人が見つかりません。女性と実際に会うことすらできないかもしれません。
しかし結婚相談所なら、相手との接し方などをコンシェルジュにアドバイスしてもらえますし、プロフィールの合う女性とのお見合いをセッティングしてもらえます。
「そもそも出会うことすらできない」という、恋愛初心者の方は、結婚相談所が向いています。
③-2.現実的な目的があって結婚したい人
「素敵な女性と劇的な恋愛を楽しみたい」「とりあえず恋愛をしてみたい」という目的の人は、マッチングアプリや出会い系、街コンが向いています。逆に「社会的な体面のために結婚したい」「子供が欲しい」「会社の跡継ぎが欲しい」といった現実的な目的を持った男性なら、結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所は、恋愛メインのところではなく、結婚がメインの婚活の場です。条件の合う女性のプロフィールを重要視しますので、恋愛要素はとても薄いです。
全く愛がないとは言いませんが、少なくとも恋愛の期間や機会はとても少なく、結婚というゴールに向かってひた走るのが結婚相談所です。結婚に対してクールな考えを持っている人は、結婚相談所に登録するのが正解です。
③-3.人見知りな人
婚活パーティーに必要なのは、コミュニケーション能力です。気になった人にすぐにアプローチし、話を盛り上げて、相手との距離を縮めるスキルが必要になります。
もしそのようなスキルがなく、なおかつ人見知りでアプローチすらできないという人は、結婚相談所がおすすめです。コンシェルジュが女性との仲をとりもってくれますし、婚活パーティーと違って、自分から話しかけてアプローチする必要がなく、お見合いのセッティングは結婚相談所がしてくれます。
③-4.ある程度の収入がある
結婚相談所は、登録や利用にとてもお金がかかります。また、登録時に「ある程度の収入があること」が条件になっている場合もあります。
誰でも登録できるというわけではないので、しっかりとした収入のある男性を狙っている女性は、結婚相談所に登録する傾向があります。もしあなたにある程度の収入があるなら、年収重視の女性から注目を浴びるかもしれませんので、登録してみてはいかがでしょうか。
③-5.自分のスペックをよく分かっている人
自分のスペックをよく分かっている人なら、結婚相談所に向いています。スペックというのは、言い換えれば「身の丈」「分相応」ということ。つまり自分の容姿のレベルや年収のレベル、年齢といったものを自覚出来ていて、身の丈に合った女性を選ぶことができる男性のことです。
外見がイマイチで年収も低いアラフォーのオジサンが、「美人で若い女性がいい。30代以降の女性は嫌だ」と言ったとしても、条件の合う女性は見つからないでしょう。でも、「見た目が普通で、同年代の女性がいい」という希望なら、それに合った条件の女性を探すのは難しくありません。
自分のスペックをよく自覚している男性なら、結婚相談所で自分にぴったりな女性を見つけやすいはずです。
④結婚相談所に登録したほうがいい女性の特徴
男性と同じように、女性にも結婚相談所に向いている人がいます。どんな人が結婚相談所に登録するといいのか、特徴をご紹介します。
④-1.マッチングアプリや出会い系に不安がある
マッチングアプリや出会い系は、婚活で利用している男性も多いですが、体目当ての男性も非常に多いです。プロフィールに「婚活中です」と書いてあるからと言って、その男性が本当に婚活中かどうかは分かりません。実際に会ってみたら体目当ての遊び人だった、という経験をしている女性は少なくないでしょう。
結婚相談所はお金がかかるので、気軽に遊べる女性を探すために登録をしているという男性は、ほぼいないと言っていいでしょう。体目当ての男性にひっかかるのが嫌だという女性は、結婚相談所を利用するといいでしょう。
④-2.既婚者の男性に遊ばれるという不安がある
出会い系だけでなく、婚活パーティーなどにも、既婚者の男性は意外と紛れ込んでいます。出会い系や婚活パーティーは、登録や参加の時に身元を証明する書類を提出していませんので、既婚者でも参加できてしまうのです。
婚活パーティーで出会った男性が未婚だと思ったら実は既婚者で、しかも子持ちだったという話も、たまに見かけます。
結婚相談所なら、基本的に独身男性しか登録していません。身元を証明する書類をいくつも提出しなければならないところも多いです。確実に未婚だと分かっている男性と出会いたいなら、結婚相談所がおすすめです。
④-3.男性のルックスにこだわりがない人
結婚相談所では、年収その他の条件によって、ぴったりな相手を探します。登録者のプロフィールで重要視されるのは職業・年収・年齢などで、外見はそこまで重要視されません。また、若い男性の割合が少ないため、どうしても見た目がオジサン寄りの男性が多くなってしまいます。
男性のルックスに全くこだわりがなく、年収などにしか興味がない女性なら、結婚相談所が向いています。
④-4.すぐに結婚したい人
恋愛の過程をすっ飛ばして、「とにかく結婚できれば何でもいい」という人なら、結婚相談所はもってこいです。相手の条件を下げれば、結婚できる相手はいくらでもいます。結婚というゴールに早めにたどり着きたい人は、婚活パーティーよりも早く相手が見つかり、恋愛をしなくてもいい結婚相談所が向いています。
⑤結婚相談所でよくある質問まとめ
結婚相談所に関する質問と、その答えについてまとめました。
⑤-1.男性・女性はどちらが多い?
データでわかる婚活会員 女性会員データ
https://www.ibjapan.com/data/
結婚相談所は、女性のほうが若干登録者が多いです。婚活市場全体で見ても、女性の方が比率は高めです。
⑤-2.本当に良い出会いがあるの?
コンシェルジュが、あなたの条件にぴったりな相手を探してくれます。逆に言えば、高望みをし過ぎると、「条件が合わない」ということで、そのような相手と出会うことはできません。
高望みしすぎなければ、出会いそのものは沢山あります。
⑤-3.結婚相談所の費用はどれぐらい?
結婚相談所の費用相場は?何にいくらかかるのか、料金体系をチェック!
https://www.konkatsu-mikata.jp/matchmaking-service/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E7%9B%B8%E8%AB%87%E6%89%80%E3%81%AE%E8%B2%BB%E7%94%A8%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%81%AF%EF%BC%9F/
結婚相談所でかかるお金は、「入会金」「登録料」「月会費」「お見合い料金」「成婚料金」の5つが一般的です。
入会金は3~10万円、登録料は1~3万円、月会費は5千~2万円、お見合い料金は1回につき5千~1万円です。
一番お金がかかり、ばらつきがあるのが、成婚料です。5万円程度ですむところもあれば、30万円かかるところもあるので、入会前にしっかり確認しておきましょう。
⑤-4.詐欺師やサクラはいないの?
大手の結婚相談所の場合は、サクラがいると登録者の迷惑になりデメリットが増えるため、サクラはほぼいないと考えられます。詐欺師も同様です
しかし、新しくできたばかりの結婚相談所や、料金が安すぎる結婚相談所は、サクラや詐欺師がいる可能性があります。
美形のモデルなどをサクラとして雇うのは、これから結婚相談所に登録しようとしている人に写真を見せ、「こんな美形と結婚できるかもしれない」という期待を持たせるのが目的です。登録者が沢山ほしい結婚相談所ほど、サクラを用意している確率が上がります。
また、登録時に提出する必要書類の種類が少ない結婚相談所は、詐欺師が登録しやすいという面があるので、詐欺師が紛れ込んでいる可能性は否定できません。
⑤-5.結婚を急かされたりしない?
結婚を急かしても、結婚相談所には何のメリットもありません。登録者は毎月利用料を払っているので、早めに結婚しても、遅く結婚しても、結婚相談所にとってはあまり関係のないことです。むしろ、長く登録してくれていたほうが、結婚相談所にとっては収益になります。
なお、登録料目当てで、わざと変な相手を紹介するということもありません。変な相手ばかり紹介していると、退会されてしまうので、結婚相談所が困るだけです。
結婚相談所は、適切な相手を紹介し、適切なタイミングでの結婚をすすめてきます。その方が、結婚相談所にとっても、利用者にとってもメリットがあるからです。
そういった理由から、無理に結婚をすすめられることはまずないので、安心して利用してください。
⑥.まとめ
結婚相談所には様々な人たちが登録しているので、高望みをしなければ、素敵な相手と出会うことが可能です。サクラや詐欺師が比較的少ないので、出会い系よりも安心ですし、コミュニケーションスキルが必須の婚活パーティーよりは楽にお見合いまで漕ぎつけることができます。
「恋愛はしなくていいから早く結婚したい」という人は、結婚相談所がとても向いています。登録や利用に少しお金がかかるのがデメリットですが、メリットも多いので、ぜひ婚活の際に活用してみてください。
婚活を始めたいと考えている人なら、「結婚相談所に登録してみようかな」と一度は思ったことがあるはずです。そんな時に漠然と考えてしまうのが、「結婚相談所には、どんな人が登録しているのだろう」ということでしょう。
30代や40代の異性を探しているのに、その年代の登録者があまりいなかったり、登録している異性がとても少なかったりしたら、登録しても効率が悪いですよね。
この記事では、結婚相談所に登録している男女それぞれの年齢層や年収、職業といった特徴をご紹介します。
また、結婚相談所に向いている人の特徴や、結婚相談所に関するQ&Aもあるので、登録前にぜひ参考にしてみてください。
①結婚相談所に登録している男性の特徴
まずは、結婚相談所にはどんな男性が登録しているのかを見ていきましょう。
①-1.年齢層はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
大手の結婚相談所がいくつかあり、それぞれの結婚相談所によって年齢層は若干違います。しかし大体の傾向は、20代の登録者がとても少なく、30代の登録者の割合が最も多く、その次に40~45歳の登録者がさらに多く、46歳以上の登録者は30代や40代よりは比較的少なめです。
20代の男性は、結婚に対して全く焦りを感じていません。交際中の恋人がいるなら、その恋人と結婚することを考えている人も多いでしょう。「いつかは結婚できる」と、楽観的に考えている人が多いのです。また、結婚相談所はとてもお金がかかりますから、若いうちは登録できないという事情もありそうです。
30代になると、急に登録者が増えだします。この30代というのは、30代後半のアラフォーも含まれます。20代の頃は「いつか結婚できる」と楽観的に考えていたものの、いざ30歳になってみると、意外と結婚のチャンスがやってこない。または、30代前半で出会いを探してみたけれど、婚活パーティーやマッチングアプリではうまくいかなかった……。そのような人たちが、結婚に焦りを感じ始めて、30代になって結婚相談所に駆け込むのです。
40歳以上になると、結婚できないというのが深刻な悩みになります。マッチングアプリは手軽な分、比較的若い人が多いので、誰彼構わずアプローチしても、40代のおじさんは相手にしてもらえません。結婚相談所なら、条件のあった女性を紹介してもらえますから、マッチングアプリを使うよりは出会いやすいと考える人が多いのでしょう。
①-2.年収はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
婚活していて気になるのは、相手の年収ですよね。特に男性は大黒柱ですから、女性は男性の年収をとても気にします。
結婚相談所は登録するだけでも大金がかかるためか、年収200万円以下の男性は非常に少ないです。
200~400万円の男性は、少ないところでも4%はいて、他のところだと13~20%で、ほどほどの割合です。
一番多いのが400~600万円の男性で、全体の38~46%を占めています。一般的な企業で、アラサーやアラフォーの給料を考えると、妥当ですね。
その次に多いのが600~800万円の男性です。現代の基準ではかなりの高収入に入ります。
800~1000万円の男性は、8~13%と少なめですが、それなりの割合でいることが分かります。
年収1000万円以上の男性は5~9%で、割合は少ないものの、それなりに登録者がいるようです。
①-3.どういう職業の人がいるの?
Q2:会員の方にはどのような方が多いですか?
https://elixir-bridal.jp/faq/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E6%96%B9%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F/
結婚相談所に男性が登録するには、ある程度の収入があることが条件になっている場合もあります。そのためか、男性の場合は無職やアルバイトの人はほとんどいないようです。
職業は様々で、医師や弁護士といったハイクラスの業種から、普通の会社員、公務員、銀行員、クリエイター系(フリーランス・自営業含む)、教師、薬剤師、介護職など、どんな業種の方も登録しています。
①-4.結婚歴や子持ちは?独身男性の割合は?
【バツイチの婚活】離婚歴がある方の再婚をサポートする結婚相談所まとめ
https://konkatsu-press.com/kekkonsoudanjo/saikon/
実は、結婚歴のあるバツイチの方向けのプランを用意している結婚相談所は意外とあります。そのような結婚相談所でなくとも、結婚歴のある男性は普通に登録しています。
某大手結婚相談所は、会員の13%が離婚歴のある人です。男女の内訳は不明ですが、それなりの数のバツイチの方が登録しているようです。その中には子持ちの男性もいるでしょうが、離婚する際はたいてい女性が子供を引き取るので、子持ちの男性の割合は少ないと考えられます。
なお、結婚相談所は、基本的に独身しか登録できません。身元を証明する書類を沢山提出しなければならないところがほとんどです。そのため、既婚者のお遊びに引っかかる可能性は少ないので安心です。
②結婚相談所に登録している女性の特徴
次は、結婚相談所に登録している女性の特徴について見ていきたいと思います。
②-1.年齢層はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
男性の場合は結婚相談所によって年齢層の比率に若干違いがあるのですが、女性の場合は割合がほぼ同じです。
20代の女性の登録者数は12~22%で、少なめです。
30代になると割合が一気に増えて46~61%となっており、登録者のほぼ半数は30代女性ということになります。
その次に多いのが40~45歳で、13~27%となっており、30代よりはかなり数が減ります。
46歳以上の登録者もいますが、多いところで15%、少ないところでは4%ほどしかいません。30代で勝負をして、何とか30代のうちに結婚までたどり着く人が多いようです。
②-2.年収はどれぐらい?
【結婚相談所比較】会員数・成婚率・年齢・年収・学歴をグラフ比較
http://conshare.net/agency-data
女性の年収は、男性の年収に比べると低めになっています。
年収200万円未満の女性は10~15%もいます。男性で200万円以下の人ほとんどいませんから、この時点で男性よりもかなり多いです。
全体の大半を占めているのが年収200~400万円の女性です。少なくても42%、多いところでは50%の女性が、年収200~400万円となっています。女性は派遣社員の人がとても多く、給料の安い事務職に就いている人も多いので、このデータは納得です。
その次に多いのが年収400~600万円の女性です。比率は29~32%となっており、どの結婚相談所でもほとんど変わりません。
年収600万円以上となると、急に割合が減ります。年収600~800万円の女性は7~8%で、800万円以上の女性はほとんどいません。
②-3.どういう職業の人がいるの?
Q2:会員の方にはどのような方が多いですか?
https://elixir-bridal.jp/faq/%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%81%AE%E6%96%B9%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E6%96%B9%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F/
結婚相談所で女性に多い職業
https://www.boncherish.com/blogs/post_92.html
男性は安定した収入がないと結婚相談所に登録できない場合もありますが、女性の場合は収入の条件が緩いため、さらに様々な職業の人がいます。派遣社員、契約社員の人も多いですし、パートタイマーの人もいます。
また、少数ですが家事手伝い(無職)の人もいます。
職業の内訳としては、保育士や介護福祉士、栄養士の人がとても多いです。
②-4.結婚歴や子持ちは?独身女性の割合は?
【バツイチの婚活】離婚歴がある方の再婚をサポートする結婚相談所まとめ
https://konkatsu-press.com/kekkonsoudanjo/saikon/
大手結婚相談所の中には、バツイチ向けプランだけでなく、シングルマザー向けプランを用意しているところもあります。そういう結婚相談所だと、子持ちの女性の割合は多めだと思われます。
また、シングルマザー向けのプランがなくても、離婚時に女性が子供を引き取るというケースは多いので、女性の子持ち率は高めでしょう。
なお、独身女性の割合については、男性と同じで、ほぼ100%独身女性だと考えていいでしょう。
③結婚相談所に登録したほうがいい男性の特徴
世の中には結婚相談所だけでなく、マッチングアプリや街コン、婚活パーティーなどの婚活の場が沢山用意されています。しかしそれらよりも、結婚相談所の方が向いている人もいます。一体どんな男性が結婚相談所に向いているのか、チェックしてみましょう。
③-1.恋愛経験があまりない
マッチングアプリや婚活パーティーは、ある程度男女のことに慣れている人向きです。どれだけ相手にメッセージを送ってアプローチしても、恋愛経験がないと、相手とうまく接することができないので、いつまでたっても恋人が見つかりません。女性と実際に会うことすらできないかもしれません。
しかし結婚相談所なら、相手との接し方などをコンシェルジュにアドバイスしてもらえますし、プロフィールの合う女性とのお見合いをセッティングしてもらえます。
「そもそも出会うことすらできない」という、恋愛初心者の方は、結婚相談所が向いています。
③-2.現実的な目的があって結婚したい人
「素敵な女性と劇的な恋愛を楽しみたい」「とりあえず恋愛をしてみたい」という目的の人は、マッチングアプリや出会い系、街コンが向いています。逆に「社会的な体面のために結婚したい」「子供が欲しい」「会社の跡継ぎが欲しい」といった現実的な目的を持った男性なら、結婚相談所がおすすめです。
結婚相談所は、恋愛メインのところではなく、結婚がメインの婚活の場です。条件の合う女性のプロフィールを重要視しますので、恋愛要素はとても薄いです。
全く愛がないとは言いませんが、少なくとも恋愛の期間や機会はとても少なく、結婚というゴールに向かってひた走るのが結婚相談所です。結婚に対してクールな考えを持っている人は、結婚相談所に登録するのが正解です。
③-3.人見知りな人
婚活パーティーに必要なのは、コミュニケーション能力です。気になった人にすぐにアプローチし、話を盛り上げて、相手との距離を縮めるスキルが必要になります。
もしそのようなスキルがなく、なおかつ人見知りでアプローチすらできないという人は、結婚相談所がおすすめです。コンシェルジュが女性との仲をとりもってくれますし、婚活パーティーと違って、自分から話しかけてアプローチする必要がなく、お見合いのセッティングは結婚相談所がしてくれます。
③-4.ある程度の収入がある
結婚相談所は、登録や利用にとてもお金がかかります。また、登録時に「ある程度の収入があること」が条件になっている場合もあります。
誰でも登録できるというわけではないので、しっかりとした収入のある男性を狙っている女性は、結婚相談所に登録する傾向があります。もしあなたにある程度の収入があるなら、年収重視の女性から注目を浴びるかもしれませんので、登録してみてはいかがでしょうか。
③-5.自分のスペックをよく分かっている人
自分のスペックをよく分かっている人なら、結婚相談所に向いています。スペックというのは、言い換えれば「身の丈」「分相応」ということ。つまり自分の容姿のレベルや年収のレベル、年齢といったものを自覚出来ていて、身の丈に合った女性を選ぶことができる男性のことです。
外見がイマイチで年収も低いアラフォーのオジサンが、「美人で若い女性がいい。30代以降の女性は嫌だ」と言ったとしても、条件の合う女性は見つからないでしょう。でも、「見た目が普通で、同年代の女性がいい」という希望なら、それに合った条件の女性を探すのは難しくありません。
自分のスペックをよく自覚している男性なら、結婚相談所で自分にぴったりな女性を見つけやすいはずです。
④結婚相談所に登録したほうがいい女性の特徴
男性と同じように、女性にも結婚相談所に向いている人がいます。どんな人が結婚相談所に登録するといいのか、特徴をご紹介します。
④-1.マッチングアプリや出会い系に不安がある
マッチングアプリや出会い系は、婚活で利用している男性も多いですが、体目当ての男性も非常に多いです。プロフィールに「婚活中です」と書いてあるからと言って、その男性が本当に婚活中かどうかは分かりません。実際に会ってみたら体目当ての遊び人だった、という経験をしている女性は少なくないでしょう。
結婚相談所はお金がかかるので、気軽に遊べる女性を探すために登録をしているという男性は、ほぼいないと言っていいでしょう。体目当ての男性にひっかかるのが嫌だという女性は、結婚相談所を利用するといいでしょう。
④-2.既婚者の男性に遊ばれるという不安がある
出会い系だけでなく、婚活パーティーなどにも、既婚者の男性は意外と紛れ込んでいます。出会い系や婚活パーティーは、登録や参加の時に身元を証明する書類を提出していませんので、既婚者でも参加できてしまうのです。
婚活パーティーで出会った男性が未婚だと思ったら実は既婚者で、しかも子持ちだったという話も、たまに見かけます。
結婚相談所なら、基本的に独身男性しか登録していません。身元を証明する書類をいくつも提出しなければならないところも多いです。確実に未婚だと分かっている男性と出会いたいなら、結婚相談所がおすすめです。
④-3.男性のルックスにこだわりがない人
結婚相談所では、年収その他の条件によって、ぴったりな相手を探します。登録者のプロフィールで重要視されるのは職業・年収・年齢などで、外見はそこまで重要視されません。また、若い男性の割合が少ないため、どうしても見た目がオジサン寄りの男性が多くなってしまいます。
男性のルックスに全くこだわりがなく、年収などにしか興味がない女性なら、結婚相談所が向いています。
④-4.すぐに結婚したい人
恋愛の過程をすっ飛ばして、「とにかく結婚できれば何でもいい」という人なら、結婚相談所はもってこいです。相手の条件を下げれば、結婚できる相手はいくらでもいます。結婚というゴールに早めにたどり着きたい人は、婚活パーティーよりも早く相手が見つかり、恋愛をしなくてもいい結婚相談所が向いています。
⑤結婚相談所でよくある質問まとめ
結婚相談所に関する質問と、その答えについてまとめました。
⑤-1.男性・女性はどちらが多い?
データでわかる婚活会員 女性会員データ
https://www.ibjapan.com/data/
結婚相談所は、女性のほうが若干登録者が多いです。婚活市場全体で見ても、女性の方が比率は高めです。
⑤-2.本当に良い出会いがあるの?
コンシェルジュが、あなたの条件にぴったりな相手を探してくれます。逆に言えば、高望みをし過ぎると、「条件が合わない」ということで、そのような相手と出会うことはできません。
高望みしすぎなければ、出会いそのものは沢山あります。
⑤-3.結婚相談所の費用はどれぐらい?
結婚相談所の費用相場は?何にいくらかかるのか、料金体系をチェック!
https://www.konkatsu-mikata.jp/matchmaking-service/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E7%9B%B8%E8%AB%87%E6%89%80%E3%81%AE%E8%B2%BB%E7%94%A8%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%81%AF%EF%BC%9F/
結婚相談所でかかるお金は、「入会金」「登録料」「月会費」「お見合い料金」「成婚料金」の5つが一般的です。
入会金は3~10万円、登録料は1~3万円、月会費は5千~2万円、お見合い料金は1回につき5千~1万円です。
一番お金がかかり、ばらつきがあるのが、成婚料です。5万円程度ですむところもあれば、30万円かかるところもあるので、入会前にしっかり確認しておきましょう。
⑤-4.詐欺師やサクラはいないの?
大手の結婚相談所の場合は、サクラがいると登録者の迷惑になりデメリットが増えるため、サクラはほぼいないと考えられます。詐欺師も同様です
しかし、新しくできたばかりの結婚相談所や、料金が安すぎる結婚相談所は、サクラや詐欺師がいる可能性があります。
美形のモデルなどをサクラとして雇うのは、これから結婚相談所に登録しようとしている人に写真を見せ、「こんな美形と結婚できるかもしれない」という期待を持たせるのが目的です。登録者が沢山ほしい結婚相談所ほど、サクラを用意している確率が上がります。
また、登録時に提出する必要書類の種類が少ない結婚相談所は、詐欺師が登録しやすいという面があるので、詐欺師が紛れ込んでいる可能性は否定できません。
⑤-5.結婚を急かされたりしない?
結婚を急かしても、結婚相談所には何のメリットもありません。登録者は毎月利用料を払っているので、早めに結婚しても、遅く結婚しても、結婚相談所にとってはあまり関係のないことです。むしろ、長く登録してくれていたほうが、結婚相談所にとっては収益になります。
なお、登録料目当てで、わざと変な相手を紹介するということもありません。変な相手ばかり紹介していると、退会されてしまうので、結婚相談所が困るだけです。
結婚相談所は、適切な相手を紹介し、適切なタイミングでの結婚をすすめてきます。その方が、結婚相談所にとっても、利用者にとってもメリットがあるからです。
そういった理由から、無理に結婚をすすめられることはまずないので、安心して利用してください。
⑥.まとめ
結婚相談所には様々な人たちが登録しているので、高望みをしなければ、素敵な相手と出会うことが可能です。サクラや詐欺師が比較的少ないので、出会い系よりも安心ですし、コミュニケーションスキルが必須の婚活パーティーよりは楽にお見合いまで漕ぎつけることができます。
「恋愛はしなくていいから早く結婚したい」という人は、結婚相談所がとても向いています。登録や利用に少しお金がかかるのがデメリットですが、メリットも多いので、ぜひ婚活の際に活用してみてください。